WILLCOM/AX530IN

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もくじ

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ウィルコム向け「W-OAM typeG」対応のネットインデックス製PCカード端末「AX530IN」。

概要

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 ウィルコムが2007年1月22日(月)に高度化PHSフェーズ2となる「W-OAM typeG」に対応したネットインデックス製PCカード型データ通信端末「AX530IN」を発表した。W-OAM typeGのサービス開始が2007年春となっているため、端末発売時期も同様となる。W-OAM typeGは、すでにサービス開始されている高度化PHS「W-OAM」に加え、変調方式に16QAM・32QAM・64QAMを加えることで、最大通信速度が8Xパケット方式で約800Kbpsまで拡張される方式。

 ただし、サービス開始当初は、無線区間ではなく、バックボーンネットワークがISDN(×4系統)で構成されているため、最大512Kbpsとなる。2007年度以降にバックボーンをIP化することで、最大通信速度約800Kbpsの実現をめざす。サービス開始当初は、4Xパケット方式で最大約400Kbpsまで対応できるはずだが、8Xパケット方式とのサービス上の整合性から4Xパケット方式で最大256Kbps、2Xパケット方式で最大128Kbpsとなる。

 また、W-OAM typeGでは、従来のW-OAMよりも変調方式の適合切替を速くした「高速適応変調方式」に対応しており、切替時間は数ms〜数十ms程度となる。これにより、よりダイナミックに変調方式が切り替えられ、最適な通信を実現し、より実行速度が上がると見られる。遅延速度(RTT)も向上しており、体感速度がかなり上がっている。

最大通信速度

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機種AX530INAX520NAX510N
サービス時期2007年春〜バックボーンIP化後現在
8Xパケット方式512Kbps約800Kbps408Kbps256Kbps
4Xパケット方式256Kbps約400Kbps204Kbps128Kbps
2Xパケット方式128Kbps約200Kbps102Kbps64Kbps

スペック表

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機種AX530INAX520NAX510N
写真   
メーカーネットインデックスNECインフロンティアNECインフロンティア
最大通信速度約800kbps(※1)408kbps256kbps
W-OAM typeG××
W-OAM×
対応変調方式BPSK
QPSK
8PSK
16QAM
32QAM
64QAM
BPSK
QPSK
8PSK
QPSK
対応通信方式1x、2x、4x、8xパケット方式
フレックスチェンジ方式
32k、64k PIAFS方式
1x、2x、4x、8xパケット方式
フレックスチェンジ方式
32k、64k PIAFS方式
1x、2x、4x、8xパケット方式
フレックスチェンジ方式
32k、64k PIAFS方式
形状PCカードタイプPCカードタイプPCカードタイプ
サイズ(幅×厚×高さ)約54×10×127mm約56.3×9.6×114.6mm約56.3×9.6×114.6mm
質量約62g約45g約45g
通信時消費電流約680mA
(8xパケット通信時)
約340mA
(8xパケット通信時)
約370mA
(8xパケット通信時)

※1 ただし、サービス開始当初となる2007年春時点ではバックボーンの問題により最大512kbpsとなる。

関連記事

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プレスリリース

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ファームウェアv1.01公開

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【変更点】

  1. 通信の接続性を向上しました。

ファームウェアv1.02公開

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【変更点】

  1. 通信の接続性を向上しました。

ファームウェアv1.03公開

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【変更点】

  1. 通信安定性を向上しました。

ファームウェアv1.04公開

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【変更点】

  1. 通信安定性を向上しました。

一行コメント

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