WILLCOM/WS009KE

UPDATE Wed Nov 4 20:58:04 2009
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もくじ

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ウィルコム向けアスモ(旧ケーイーエス)製の音声端末「9(nine)」「9(nine)+」

概要

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 ウィルコムのアスモ(旧「ケーイーエス」*1)製音声端末「9(nine)(型番:WS009KE)」「9(nine)+(型番:WS009KE)」についての情報をまとめています。

初代 9(nine)

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 9(nine)は高度化PHS「W-OAM(WILLCOM Optimized Adaptive Modulation)」に対応した新型の超小型PHSモジュール「W-SIMRX420AL)」をはじめて採用したジャケット型の音声端末で、音声機種としてはじめてW-OAMに対応した製品でもあります。デザインはシンプルでスクウェアなストレート端末で、大人のユーザーでも使えるものとなっています。なお、デザインは「nico.」と同じ堀田氏がデザインを手掛けています。また、写真で見るとスクウェアなデザインからか大きな印象を受けますが、実際には「nico.(約45mm×125mm×14.3mm)」より一回り小さく(約40mm×124mm×11.5mm)なっています。

 「nico.」と比べ、2.0インチQVGA液晶、フルブラウザ搭載、Advanced Wnn 1.31など機能面では確実に進歩しています。公式サイト「CLUB AIR-EDGE」には、一部のみ対応しています。2006年12月14日(木)発売、W-OAMに対応したW-SIMを同梱した価格は、新規契約(年間割引)で13,800円程度、W-SIMのない単体販売で18,600円程度になるようです。

color03.jpg

W-SIM「RX420AL」

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 アルテル社製のW-OAM対応W-SIM「RX420AL」が、9(nine)には同梱されている。

FCバルセロナモデル

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 スペイン/リーガエスパニョーラの強豪サッカークラブチーム「FCバルセロナ」とのコラボレーションモデル「WS009KE(BA) 」が、2007年7月10日に発表された。8月3日発売。

 初代9(nine)とは塗装、プリセットの壁紙・着信音が違うが、ブラウザのUser-Agentが「Mozilla/3.0(WILLCOM;KES/WS009KEBA/2;4/1/C128) NetFront/3.3」のようになる (9(nine)は「〜KES/WS009KE/2〜」) 点も異なる。

9(nine)+

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 2008年1月21日にウィルコムの2008年春モデルの発表会が開催され、「9(nine)」のマイナーバージョンアップ版となる「9(nine)+」発表された。1月31日から順次発売された。サイズは初代「9(nine)」と同じ約40×124×11.5mmで、質量も変わらず67g (W-SIMを除く) となる。変更点は次項目参照。その他スペックは特に変更は無い (同梱W-SIMはRX420AL。新高速化サービス非対応、カメラ無し、モデム利用不可など)。カラーバリエーション (括弧内は発売日) は、フレンチブラック (1月31日)、ポーラホワイト (2月20日)、ブリティッシュブルー (2月27日) の3色。
 attention.gif 2008年1月31日に発売されたが、翌2月1日に自動日時補正機能を有効にした際に時刻設定を誤る問題が発覚した。同日より販売一時停止、2月8日に再開した。本件に該当する場合は「自動日時補正」をOFFにして使用して欲しい。修正ソフトウェアはKESウェブサイトで公開されており、CD-ROM送付、ソフトウェア修正済みの端末との無償交換を希望することも出来る。詳しくはダイレクトメールを参照のこと。

 HONEY BEE(WX331K)X PLATE(WX130S)nico+との比較はWILLCOM/WX130Sを参照して下さい。

初代「9(nine)」二代目「9(nine)+」の変更点

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 初代「9(nine)」(ファームウェアV106) と「9(nine)+」での変更点を次に挙げる。1〜6は公式に変更点とされているもの、7以降は有志により確認されたもの。

  1. 赤外線通信機能。
    head_img_func02.jpg
  2. [V107] ウィルコムのDRMに対応。これにより「9(nine)」で利用出来なかった一部コンテンツが利用可能となる (例えば有料着信メロディ配信サイト)。
  3. 正面から充電状況を確認できるLEDを追加。
    head_img_func01.jpg
  4. [V107] 自動日時補正機能対応。
    W-SIMRX420AL(赤耳)、RX420IN(青耳) の場合のみ利用可能な模様。
  5. キーライトがオレンジに。
  6. データフォルダのメモリ容量が1.5MB→16MBに増加。
  7. [V107] 2007年10月頃から発生していた、一部HTTPSサイト(例:https://www.google.com/)のアクセス時にブラウザがクラッシュする問題が修正された。
    参考:ウィルコムのNetFront搭載機種で「GMail」のWeb版モバイル向けページが利用不可に(memn0ck.com)
  8. [V107] メール送信後に自動的に待ち受け画面に戻るようになった。
    以上2点は【W-SIM】WILLCOM 9(nine) WS009KE Part21(2ch)より。
  9. 発信先応答通知(基本設定→[6]発着信設定→[1]発着信応答設定。相手が電話に出たらバイブで知らせる機能)が削除
    この項はこのページのコメント欄より。
  10. [V107] コンテンツダイレクトアクセス機能 (「着信メロディ」などの設定項目に「公式サイトから探す」というリンクが追加)。
  11. ケータイモードでのブラウザのUser-Agentが変更。ただし今までに2種類確認されている。

 行頭に「[V107]」と書いてあるものは、初代向けファームウェアV107で追加される内容である。なお初代「9(nine)」V107のUser-Agentは次のとおり (memn0ck氏の記事に寄せられた2008-03-12 19:58付けのコメントより)。

Mozilla/3.0(WILLCOM:KES/WS009KE/2:0001:6/1/C128) NetFront/3.3

9(nine)+(ウィルコム ガジェット対応版)

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 2008年12月9日より、9(nine)+のソフトウェアを変更して「ウィルコム ガジェット」他の機能を追加した「9(nine)+(ウィルコム ガジェット対応版)」が発売された。フレンチブラックが9日、ポーラーホワイトが11日発売となる。9(nine)シリーズは型番が一緒のため紛らわしいが、9(nine)+をベースにした三代目という位置づけの模様。
 内容的にはマイナーチェンジの枠を超えた、大幅な強化になっている。従来の「9(nine)+」にも、ガジェット対応版になるようなソフトウェアの更新が予定されているとアナウンスされている。ただし、初代「9(nine)」は更新の予定は無い*2
 また価格も変更されている。

二代目「9(nine)+」三代目「9(nine)+(ウィルコム ガジェット対応版)」の変更点

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  1. ウィルコム ガジェット対応。
  2. デコラティブメール対応。
  3. Javaアプリ対応。
  4. 国際ローミング対応(台湾・タイ・ベトナム)。
  5. スロットアクセサリー対応。
  6. NetFrontブラウザのバージョンが3.3から3.4に。
  7. NetFrontブラウザのUser-Agentの機種名が「WS009KEWplus」に。
  8. 高速化サービスの拡張機能に対応 (従来は公称「最大200%に高速化」だったのが、ガジェット対応版は「最大400%に高速化」となる)

最新注目情報

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製品コンセプト

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主な機能

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Web ブラウザ フルブラウザ「NetFront」(ACCESS製)搭載
Eメール Eメール、ライトメール対応
国際ローミング 非対応

遊び心に溢れたGUI(グラフィカルユーザインターフェース)

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メインメニュー画面待受画面
3-4.gif3-5.gif

nico.との主な違い

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W-SIMとの互換性に関する注意点

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各W-SIMを利用した場合の機能比較
機能/型番RX420ALRX420INRX410IN
W-OAM ×
リモートロック ×
パケット通信中着信 ※2
通話中着信 ※1 ×
自動日時補正 ※3 ×

 ※1:通話中に着信の有無をお知らせする機能です
 ※2:RX410INファームウェアバージョン2.02で機能追加
 ※3:二代目「9(nine)+」の標準機能、初代「9(nine)」ファームウェアV107で追加される機能

関連記事

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プレスリリース

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W-SIMに対応した通常音声機種となる「9(nine)」(型番:WS009KE)を開発

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W-OAMに対応したW-SIM「RX420AL」を開発

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オプション「070以外もお得な通話パック」を導入

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WPC EXPO 2006にて展示/レポートなど

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Best of WPC TOKYO 2006を受賞

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2006年12月14日に発売開始

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2006年12月19日に「RX420AL」の単体発売を開始

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製品レビュー

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開発者インタビューなど

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ライトメール再送機能などを追加したファームウェアV103が公開

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新色「ピンク」を2007年3月27日(火)に追加

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文字入力方法改善などを行ったファームウェアV104が公開

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新色「グリーン」「レッド」が2007年7月上旬発売予定

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Web用絵文字を標準化などを行ったファームウェアV106が公開

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2008年度iFデザイン賞、2007年度グッドデザイン賞(商品デザイン部門)受賞

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赤外線通信機能を追加した「9(nine)+」発表

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9(nine)+の自動日時補正機能に不具合、一時販売停止、修正ソフトウェアV103公開

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ポーラホワイトが2/20(水)、ブリティッシュブルーが2/27(水)に発売開始

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9(nine)に自動時刻機能やDRMなどを対応したファームウェアV107が公開

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マナーモードかつ充電中の着信の動作選択を可能にする9(nine)向けファームウェアV108、9(nine)+向けファームウェアV104が公開

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RX420ALバージョンアップ手順書公開

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9(nine)+(ウィルコム ガジェット対応版)発売

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9(nine)+(ウィルコム ガジェット対応版)ソフトウェアバージョンアップ(2009年9月3日)

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・動作の安定性を向上しました。

アスモ社モバイル事業譲渡に伴う問い合わせ先変更

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ユーザーズレビュー

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初代9(nine)レビュー

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9(nine)+レビュー

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一行コメント

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581 :白ロムさん:2007/07/28(土) 02:12:06 ID:8ZL7/n6c0

今月液晶割れでnineを修理に出したんだけど

ちゃっかりVerUPされて戻ってきました。

V104→V105

内容

web用絵文字を標準化しました。

もしかして今年度中にある他社絵文字変換サービスに関係あるかも???

当Wiki内関連ページ

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*1 2008/10から商号変更
*2 ウィルコム ガジェット対応の新「9(nine)+」発売