ソフトバンクとイー・アクセスのWiMAX事業連合がISPなどを含め計8社の提携に


ソフトバンクとイー・アクセスは,モバイルWiMAXによる2.5GHz帯広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)の免許取得に向けた事業運営における戦略的提携を締結することで基本合意に達したとのことです。企画会社「オープンワイヤレスネットワーク株式会社(Open Wireless Network/略称:OpenWin)」にて免許取得をめざす。他の提携企業には,ゴールドマン・サックス/テマセク・ホールディングス/NECビッグローブ(BIGLOBE)/ソネットエンタテインメント(So-net)/ニフティ(@nifty)/フリービットの計8社が資本参加する。ISPなどを含め,MVNO事業を強化していくという。技術的にはKDDI連合が強そうですが,思想的にはこちらが総務省受けしそうではあります。

出資額・割合は,ソフトバンクおよびイー・アクセスがそれぞれ65億円(32.42%),ゴールドマン・サックスが45億円(22.44%),テマセク・ホールディングスが23.5億円(11.72%),その他のNECビッグローブ/ソネットエンタテインメント/ニフティ/フリービットがそれぞれ0.5億円(0.25%)となっており,9月28日付けで増資が行なわれる予定とのこと。これにより,ISP各社の会員数を合計すると約1,500万人に達するらしいですよ。

また,大口出資となるゴールドマン・サックスは,イー・モバイル社長のエリック・ガン氏がかつて在籍していたところで,イー・モバイルにも出資していたり,テマセク・ホールディングスは,シンガポール政府系の投資会社で,テレコム・メディア分野ではシンガポールテレコムやイー・モバイルに出資しているそうですよ。

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