NTTドコモがデコメなどに対応した「らくらくホン7(F-09B)」を発表!7/23(金)に発売


NTTドコモがiモードサイトを簡単に閲覧できる「らくらくサイトボタン」機能やデコメールの作成などを新しく搭載した富士通製音声FOMA端末「らくらくホン7(型番:F-09B)」を発表しています。発売日が2010年7月23日(金)。らくらくホンスタンダードに属するラインナップとなるとのこと。発表会に行ってきたのでてきとーに写真とかを置いておきますよぉ~ヾ(o´∀`o)ノ

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らくらくホン7のテレビCMでは大竹しのぶさんに加えて高橋尚子さんが参加したバージョンも用意されていましたよ。ウォーキング診断アプリはiアプリじゃないとのことですが,これから発表するPRIMEシリーズなどのほかのシリーズにも搭載していくことを検討中ということでした。ウォーキング診断してみたいのだヽ(*´∀`)ノ

らくらくサイトボタンを押すと「らくらくiメニュー」にアクセスでき,旅やグルメなどの情報が利用料無料で提供されており,らくらくiメニュー内で新たに提供されるサイト「らくらくニッポン探訪」では、「老舗味めぐり」「寂聴の部屋」「WEBサライ」といったコンテンツも用意されているという。また,よりiモードを使いやすくするためにメールでiモードへの誘導を行ったり,無料のみのコンテンツをそろえたお試しサイトを用意。他にも,らくらくホンシリーズで初めてデコメールの作成を可能にし,絵文字やデコメールの素材を自動的に追加する「おまかせ絵文字」機能が用意されています。

健康支援アプリとして「高橋尚子のウォーキングクリニック」が搭載。ウォーキング時のフォームを診断可能。結果は点数で表示され、アドバイスは写真と文字で確認できるようになっていますよ。iコンシェルやi Bodymoにも対応しており,iコンシェルはコンテンツの文字表示が大きくしていて,光ガイドで利用しやすくなっているそうです。防水・防塵(IPX5/7/8)にも引き続き対応。もう機能的には後はおサイフくらい?という感じのハイスペックならくらくホンになっています。デザインさえよければらくらく以外でもティーンだとか他のターゲット層にも良さそうですよねとか話してきたり。

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まずはじめに,NTTドコモ プロダクト部長 丸山誠治氏が登壇。iコンシェル,デコメなどが使えないの?というユーザーに向けて機能強化した。ケータイでインターネット利用したいのだけどどうしたらいいのかわからないという人に向けての取り組みを紹介する。ケータイでインターネットを利用している人はまだ少ない。

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なぜか?利用方法がわからない,欲しいコンテンツが少ない,iモードがどうしても有料コンテンツに行き着くことが多いのでコストがかかるのではなどという意見がある。らくらくサイトのボタンを用意した。0のボタンのしたにらくらくサイトボタンを追加した。らくらくiメニューに直接アクセスできるようになった。従来かららくらくiメニューはあったが,直感的でわかりやすいメニューを用意した。

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情報料がかかるのではという人向けにお試しメニューを用意した。情報料が無料なコンテンツだけを用意した。なれないユーザーにも十分利用できると思っている。さらに,サイトのボタンを押してiモードにアクセスするのも違和感があるユーザーにiモードメールを使って施策を用意した。

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毎日メールを送って,サイトに誘導するもの。iコンシェルにも対応した。通常機種と違うのは字が大きくて見やすい画面構成になっている。背面にも大きな液晶が搭載されているので天気やインフォメーションなどを表示できるようになっている。iコンシェルの運行情報で次にどういった操作をしたらいいのかわからないという人がいるかもしれないので,光ガイドナビを新しく搭載した。決定ボタンが赤く光るなどする。発売日は2010年7月23日(金)。

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続いて,富士通 執行役員 副社長 佐相秀幸氏が登壇。人間とコンピュータの世界をケータイで結びつけるという意味で,ケータイを大事な機器だと位置づけている。らくらくほん7はそれを実現させるための小さな一歩でもある。目玉であるウォーキングチェッカー。ジャイロセンサーや加速度センサーなどを組み合わせて,ウォーキングをサポートする。ヒューマンセントリック。今年度520万台という数字を目標としている。らくらくホンはその牽引をする役割を担っている。累計2000万台も見えている。2010年度に達成したい。見てくれはなんの変哲もないが,中は繊細な技術を投入されている。デモ展示があるので触って行って欲しい。

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最後に,富士通 執行役員 常務 大谷信雄氏が登壇。らくらくホンシリーズはヒット商品になった。ユーザーの声をフィードバックし,富士通の様々な技術を投入している。基本機能は,「しんせつ」「かんたん」「見やすい」「あんしん」の4項目で拡張。カメラなど,じわじわとらくらくホンを進化させており,前回は防水。タブーになっていたもう少し利用範囲を広げる。いろいろな機能を入れずに。なにが違うのかわからなくなるので。らくらくホンのユーザーが進化しており,ユーザービリティも進化できるだろうということで。富士通オリジナルのウェブページも作成した。

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ウォーキングを楽しむ人が2700万人いる。らくらくホンが歩数計を搭載。脈拍計などを搭載してきたが,ジャイロ+加速度センサーでゴルフ診断をしたが,今回はウォーキング診断。動画でのアドバイスなども行う。タニタとの連携の中で糖尿病診断も追加した。赤外線連携。従来はデコメはあえて制約をしてきたが,まごなどからデコメが届く,自分もやってみたいということでデコメ対応をした。カメラは自動シーン認識で,QRコードモードとかにせずとも認識する。

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カメラは810万画素のCMOSカメラで,お任せ機能を充実させている。風景や人物などシーン自動認識機能が搭載され,QRコードの自動認識も可能。追跡フォーカス,手ブレ補正,高感度撮影モードなど最新のカメラ機能が搭載されるほか,カメラレンズへの指がかり自動検出・警告機能も容易されている。保存した写真は,卓上ホルダで充電中に背面ディスプレイにスライドショーとして表示させられる。

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富士通製パソコン「らくらくパソコン3」に同梱される専用スタンドに設置すれば,自動的に画像をパソコンに取り込める「置くだけ転送機能」も利用できる。フォントも工夫した。画面の中で濁音が認識しづらいが,見やすくなるようにしている。電子辞書ということで広辞苑も入れた。防水も対応。GSM対応。

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らくらくホンシリーズとしては17機種目。うち富士通製が15機種。パナソニックが1機種,三菱が1機種。メインディスプレイは約3インチでフルワイドVGA(480×854)ドットの半透過TFT液晶。サブディスプレイは約2インチでQVGA(240×320ドット)の半透過TFT液晶。インカメラが33万画素CMOS。外部メモリとして16GBまでのmicroSDHCカードをサポート。

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連続待受時間は3Gで約590時間,GSMで約300時間。連続通話時間は3Gで約170分,GSMで約210分。連続テレビ電話時間は約110分。ボディカラーはゴールド/ダークシルバー/ピンク/レッドの4色展開。バッテリーが電池パック「F17(3.7V/800mAh)」。

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「しんせつ」機能としては相手の声を強調する「スーパーはっきりボイス3」や「ゆっくりボイス」,雑音を抑える「スーパーダブルマイク」を引き続き搭載しており,音量も大きめとのこと。日本語入力はATOKを採用。電子辞書として広辞苑(第六版)を搭載した。

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「かんたん」機能では新しく最近の富士通製で搭載されてきているワンプッシュオープンボタンを搭載して折りたたみを開けやすくなっている。使い方を調べられる「らくらく使い方検索」は音声入力もサポート。「見やすい」機能では3インチのWVGAの半透過オールラウンドカラー液晶が搭載されていて,濁点など見やすさにこだわったUDフォントが新たに採用されている。

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「あんしん」機能では海外旅行にも対応する「WORLD WING(3G+GSM)」をサポート。文章作成中のアンドゥ機能として「1つ編集を戻す」機能が用意していて消してしまった文字を戻ることが可能。プロゴルファー 江連忠監修の「TEGAスウィングゴルフレッスン for らくらくホン」や歩数計に連動して花が成長していくコンテンツ「ウォーキングフラワー」を搭載した。

質疑応答

日経新聞 渡邉氏
520万台はらくらくホンはどれくらい割合を占めるのか?海外ではどうか?
らくらくホンの割合約200万台。細かい話はドコモとのあれがあるので・・・グローバルでも差別化として活かしていきたい。
フリーランス 石野氏
らくらくホンシンプルやベーシックが最近出てないがライナップはどう考えているのか?ベーシックやシンプルなどの商品サイクルは違うのか?
実はスタンダード,この上にプレミアムがあったが,スタンダードが高機能化してきた。他にベーシックやシンプルとかがあり,ベーシックやシンプルも売れているので,スタンダード,ベーシック,シンプルの3本でやっていく。ベーシックやシンプルは商品コンセプトが違うので,商品サイクルは長くなると思う。

朝日新聞 阿部氏

総務省のSIMロックガイドラインが来年4月からとのことで,ドコモは準備しているとのことだが,富士通としてはどのような感想をお持ちでしょうか?
技術的な側面などいろいろあると思うが,きちっと対応する。両方の側面があると思うが,日本がグローバル的にやるというふうに理解している。
時事通信 ??氏
東芝の携帯電話事業を取り込むことになるが,らくらくホンをドコモ向けに出していたが,今後もドコモ向けだけなのか?スマートフォンが直感的な操作性となっているが,らくらくホンとの関係は?
富士通:らくらくホンはドコモ向けなので変わらない。ただ,基本的な機能については携帯電話の基盤の技術なので横展開の可能性はある。スマートフォンは押しやすいボタンなどはないので,そこは研究していきたい。東芝との件ですが,東芝はグローバルにスマートフォンを展開しているが,海外での足場などのいい点をシナジーを活かしながら。
ドコモ:富士通と東芝のいい点があるので,それぞれを活かした端末を提供して欲しい。スマートフォンのいい点はらくらくホンのユーザーにも魅力的に移るかもしれないので,そういう点は今後は提供するか検討していきたい。

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